18切符で行く渋川伊香保温泉(前半)の続きです。
石段街は人が多いのですが、一歩小道へ入るとたちまち廃墟の旅館が目に付くのですが、 石段街にも廃墟と化した旅館が点々と存在します。
温泉街に来た気分がぶち壊しになるので、街全体で何とかした方が良い気がしますね。
結局、石段街の一番下まで降りました。
石段街の下にはバス停留所がありますが、 関越交通のバスはこちらの停留所へ来る便は少ないようです。 さて、今でこそ公共交通機関で訪れる場合、路線バスに乗りますが、 以前は路面電車が走っていたそうで、その昔走っていた車両が展示されている場所があるとの事で、 行ってみることにしました。
温泉街でもない、普通の道を歩きます。 しかも、雨が降ったり止んだりしていましたが、 ついに本格的に雨が降り出しました。
10分弱歩いて、見晴下付近にある路面電車が展示されている公園へ到着。
路線バスよりも便利そうですが、実際は鉄道には厳しい山岳路線で、 スイッチバック個所が複数存在して、渋川から伊香保温泉まで45分位掛ったとか。 そりゃ、路線バスで20分~25分で着くのに倍以上掛ったら淘汰されますわな。
小型の木造車両で、元々は個人宅に保管してあったそうです。 前面のライトも無い事を考えると、夜間は走ってなかったのかな?
ご丁寧に線路まで引いてあります。
さて、充分見学したので、また石段街に戻ることにしましょう。 折角フリーパスがあるので、近くの見晴下バス停から伊香保温泉バスターミナルまで戻ることにしましたが、 このバス停がひど過ぎる。
何社もこのバス停に停車するわけですが、会社によってバス停の名前が異なっていて、 フリーパスを買った関越交通バスも、バス停の標識に路線図や行き先すら載っていないので、 道路のどちらのバス停で待っていれば良いのかわからない。
一応、到着時刻はネットで見れますが、路線図が全く分からず、 どうやら私が待っていたバス停には伊香保温泉バスターミナルへ行くバスは来ないようで、 正しい方は逆側のバス停のようで、当然逆のバス停で待っていたわけだから、乗りたいバスは素通りしていきました。
まぁ、現在はマイカーや高速バスで来る人が大半かと思いますが、 ここまでバス会社間で連携が取れておらず、尚且つ「良くわからない」状態を放置しているのは、 傲慢に思えて、単純に「補助金」目当てで運営しているように思えました。
まぁ、往復の運賃で元が取れますから良いのですが、 雨の中、時間を無題にしてしまったのが悔しかったです。
という事で、仕方ないので歩いて石段街の入口へ戻ることにしました。
石段街の入口まで戻ってきました。 ここで、お腹が空いてきたので、お昼を取ることにしました。
相変わらず、少し視線を先に延ばすと、廃墟が見えます。
一応歴史ある温泉街なのにね。
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