今回の旅は、2006年の夏に買った「おとなの青春18きっぷの旅」の旅情プラン3の東北をベースに 飯坂温泉に泊まるというプランを考えたのですが、このプランは新潟県と福島県を結ぶ只見線を使ってるの。
只見線って景色がかなり良さそうなんですが、超ローカル線で冬季に平走する国道が閉鎖する関係で、 止む無く廃線を免れている状況で、新潟県の小出と福島県の会津若松全線を通して運転するディーゼル車が 1日3本とかなり厳しい感じ。去年の夏の信州の小海線ですら、小淵沢-小諸で9本ありましたからね。
無理なダイヤで行って思わぬアクシデント等で途中の秘境駅と言われる無人駅なんかで最終を逃すと、 近くの集落まで2kmあるとか、駅前にコンビニなんか無いのは当たり前、 自販機やトイレも無いような掘っ建て小屋レベルの駅舎の中で 体育座りをしながら朝を迎えるという恐ろしい状況になりかねない。
詳しくはWikipediaの只見線の項目を見てください。
去年の夏の信州プランで、この本のタイトさを実感しているので、とても飯坂温泉なんて無理なんで、 いっそ諦めて飯田線でも走破しようかと思いましたが、飯田線も1泊2日で行くのは厳しいと考え最終的に、 泊まる場所は飯坂温泉として、行きはサスペンスで出てた、水郡線->東北本線->福島交通飯坂線 帰りは、会津若松や猪苗代付近を観光して東北本線->宇都宮線で帰ってくるプランに落ち着きました。
それで、宿は今回もじゃらんでそこそこ口コミ評価が良くて平日限定というお得なプランの宿をとりました。 何か、アメニティの評価が低い書き込みがあったのがこの時若干気にはなっていたのですが・・・。
23日朝、5時半に起きて雨の中駅に向かい、 田園都市線に乗り、長津田駅で18きっぷにスタンプを押してもらいました。 その後横浜線で東神奈川で京浜東北線に乗り換え、上野駅には8時12分到着。
上野駅構内の喫茶店でモーニングを食べました。 常磐線の土浦行きが8時42分発なので、食べ終えて急いで常磐線ホームに向かいます。 グリーン車にしようかとしましたが、ガラガラだし土浦で乗り換えるので止めておきました。 1時間強、10両+5両編成の531系に乗り、土浦で5両編成の531系に乗り換え。
途中の石岡駅では鹿島鉄道の乗り場が完全に撤去完了されていました。
春に行った、偕楽園付近です。
水戸駅には、10時57分に到着。 水戸で水郡線に乗り換えますが、この先悠長にお昼を食べる時間の捻出が無理そうなので、 駅弁を買います。
11時15分の水戸発常陸大子行きに乗り込みます。 水郡線は結構な混み様。と言う事でしばらく座れませんでした。 ただ、途中の常陸太田支線乗り換えの上菅谷駅で結構降りました。
途中駅で少しずつ乗客が降りていき、駅弁を食べれる位の空き具合になってきたので、 車内で駅弁を食べました。
また、乗客が減ると同時に、景色も雄大になってきます。
食べ終わって、しばらくしたら袋田駅に到着。12時28分。 ここで寄り道して、日本三名瀑のひとつにあげられる袋田の滝へ行きます。
水郡線は殆どワンマン電車で運転手が運賃の回収を行うのですが、 先頭のおばさんの家族連れが何かノロノロと運転手と交渉してるの。 多分、1万円札しか無いとかだった思うけど、観光でたまにしか乗らないローカル線のワンマンで 小銭を用意しておかないって、どんなアホだよ?しかも先頭に並ぶなよ・・・。
バスが12時30分発なんでコッチは焦ってるにお構いなしなの。 袋田の滝前行きのバスに乗る別の乗客も焦ってて、仕方なく運転手の遠目で18きっぷを見せ 降りましたが、多少遅れてましたがバスは待っててくれましたよ。 そりゃ電車に合わせないと誰も乗らないしね。
袋田駅はログハウス風の建物で、無人駅ですが簡易委託駅で対応してくれるオバサンがいました。
バスは茨交県北バスの小型の古いバスで、床がコールタールの臭いがしそうな懐かしい木製でした。 […]
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